<足立区への要望書(2024年)の紹介> 要望書 ![]() 2024年7月29日 ![]() 足立区視覚障害者親の会 1.足立区の第7期障がい福祉計画のグループホームについては、「中重度を対象にした事業所は圧倒的に不足しています。」と再び述べています。今期の取り組み方針にあるように「引き続き重度の身体および知的障がい者向けグループホームの整備促進に努めます。」としています。この立場を今後もふまえてください。前期の「重度障がい者対応グループホームに対する人件費補助」や「障がい者グループホーム消防設備整備費用補助」などの区としての新しい施策を引き続き具体的にすすめて下さい。また「新規開設事業者に重度対応を要望する」を一層すすめ増やしてください。私たちは区内に住みつづけたいと思っていますがやむをえず区外の施設に入居・入所する障害者を見ています。区内で暮らす区内定員数をやりあげるとりくみを教えてください。日中サービス支援型については重度対応の実際を教えてください。 2.足立区の第7期障がい福祉計画の短期入所について「中重度の障がい者に対し、比較的長期間受け入れてもらえる事業所が都内に少なく、区内の短期入所は予約で利用枠が埋まってしまうため緊急時の利用が見込めず、埼玉県や茨城県等の近隣他県の利用が増えています」と述べ、青森県や長崎県などの遠方の短期入所を利用する状況も触れています。今期の取り組み方針で「可能な限り身近な地域で、緊急に利用でき、中・重度の障がい者に対応できる事業所を確保し、必要な支援が受けられるようにすることが求められています」述べています。今期中に重度に対応できる事業者の複数確保について状況はどうですかお教えください。短期入所での重度加算を都と重ならない手当等を検討し着手してください。
3.視覚障害者で、知的障害を合わせ持った障害者のいる通所事業所や短期入所事業所への働きかけをおこなってください。区として盲学校の特別支援教育コーディネーター等と連携するなどして計画してください。 4.在宅の視覚障害者への支援をすすめてください。在宅の視覚障害者では、知的障害や精神障害などをあわせもち、支援をもとめきれない場合が多いです。支援の依頼を発信しきれない障害者への各援護係よりの支援をすすめてください。
5.「2023障がい者のしおり」の「18施設一覧」で「障がい者のしおり2019」記載されていた運営主体がありません。運営主体は営利か非営利かなど、どういう法人かが大事なことです。区は見やすくしたと言っていましたが、利用者に取って営利・非営利は大事なことです。ぜひ復活して入れてください。 6.視覚障害者の安全な歩行にかかせない点字ブロックの整備等をすすめてください。大谷田就労支援センター前の横断歩道について、エスコートゾーンの設置はありがとうございました。音響式信号機(新型スイッチ)の設置をすすめてください。国道4号と東武鉄道の交差近くの梅島交差点(変形十字路、668−35)へのエスコートゾーンへの設置は完了しましたが音響式信号機(新型スイッチ)4路中2路の設置です。残ったところはあらためて今年度の設置ときいていますが早く設置するようにすすめてください。また、五反野駅より国道4号へ行く東武線北側線路沿いの「歩行者専用(自転車を除く)」に点字ブロックをつけてください。駅前より足立36号までは、区が作成した「足立区バリアフリー地区別計画(区役所周辺地区編)」の区域内の生活関連経路に指定されています。当面、まずその半分である駅前より信号のある花畑通りまでの設置をすすめてください。一昨年の回答では「自転車と歩行者が混在している路線と認識」とありますが、混在しているからこそ危ないのです。ぜひ設置のため東武鉄道との調整を行い、他のところも引き続き警察等の関係機関に働きかけてすすめてください。その状況を教えてください。 7.盲学校の卒業生の就労移行支援についてひきつづき視覚障害への配慮ある対応をしてください。 8.災害時に視覚障害者がつかえる要援護者用避難所(第二次避難所)を増やしてください。災害ベストとして作成された「要配慮者」を明記したものを各避難所に配置してください。また、希望者には事前に配布してください。
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