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<足立区への要請(2024年)と

             回答・質疑要旨の紹介>


                                     
 足立区視覚障害者親の会の足立区への要請について

       
         

1.要請実施日  2024年9月26日(木)               

2.概要−要請内容(以下の数字以下)、回答・質疑要旨

1.足立区の第7期障がい福祉計画のグループホームについては、「中重度を対象にした事業所は圧倒的に不足しています。」と再び述べています。今期の取り組み方針にあるように「引き続き重度の身体および知的障がい者向けグループホームの整備促進に努めます。」としています。この立場を今後もふまえてください。前期の「重度障がい者対応グループホームに対する人件費補助」や「障がい者グループホーム消防設備整備費用補助」などの区としての新しい施策を引き続き具体的にすすめて下さい。また「新規開設事業者に重度対応を要望する」を一層すすめ増やしてください。私たちは区内に住みつづけたいと思っていますがやむをえず区外の施設に入居・入所する障害者を見ています。区内で暮らす区内定員数をやりあげるとりくみを教えてください。日中サービス支援型については重度対応の実際を教えてください。

・回答要旨
重度対応や知的障害への対応はすすめている。グループホーム運営について事業者のヒヤリングを行っている。都営住宅の建て替え時には重度のグループホームを検討できればと話している。人件費の補助や消防設備の補助は行っているが、区は民設民営でやっている。運営法人が社会福祉法人やNPO法人には消防設備の補助はひきつづき行っている。新規の対応は株式会社が多い。令和5年度は13施設54名分である。身体・知的の通所先は131施設654名である。令和6年8/1時で重度51施設のうち身体は7施設である。グループホームの開設で区に相談にくるのに対して重度や視覚の整備を担当するように要請している。日中サービス支援型については、重度にむけて整備をして多くのスタッフがおり24時間行っている。グループホーム内での日中プログラムがあり小さな入所施設の感じである。見学は施設に言えばできるのはないか。

  

2.足立区の第7期障がい福祉計画の短期入所について「中重度の障がい者に対し、比較的長期間受け入れてもらえる事業所が都内に少なく、区内の短期入所は予約で利用枠が埋まってしまうため緊急時の利用が見込めず、埼玉県や茨城県等の近隣他県の利用が増えています」と述べ、青森県や長崎県などの遠方の短期入所を利用する状況も触れています。今期の取り組み方針で「可能な限り身近な地域で、緊急に利用でき、中・重度の障がい者に対応できる事業所を確保し、必要な支援が受けられるようにすることが求められています」述べています。今期中に重度に対応できる事業者の複数確保について状況はどうですかお教えください。短期入所での重度加算を都と重ならない手当等を検討し着手してください。

・回答要旨日中支援型はショートは令和4年と令和5年に1つづつ開設されているが令和6年はまだ開設されていない。日中支援型はショートの受け入れをきめてある。報酬は国の基準で決めてあり、区はこのままである。・質疑の中では意見・回答要旨)⇒日中サービス支援型では、第7期計画の素案で、評価の仕組みを構築と言っていて第7期計画で評価会議と言っているが、その評価は公表されているのか。・ケアマネジメント評価会議で行われホームページで公表されている。⇒どのようにたどり着くのか。・後で伝える。(メモが来た)。⇒バスはでるのか。・入所調整会議に来ている所にはでる。⇒タクシーの活用はどうか。・まだなく検討。


3.視覚障害者で、知的障害を合わせ持った障害者のいる通所事業所や短期入所事業所への働きかけをおこなってください。区として盲学校の特別支援教育コーディネーター等と連携するなどして計画してください

・回答要旨視覚障害や知的障害への理解は大事であり、そのことでの事業所への支援は大事である。キャッチした情報は伝えている。入所調整会議での受け入れ調整で視覚障害者については盲学校のコーディネーターと相談している。


4.在宅の視覚障害者への支援をすすめてください。在宅の視覚障害者では、知的障害や精神障害などをあわせもち、支援をもとめきれない場合が多いです。支援の依頼を発信しきれない障害者への各援護係よりの支援をすすめてください。

・回答要旨障がい福祉課の援護係が担当地域で対応している。支援をもとめられない方の情報をキャッチできているところをある。外部からキャッチしたものは援護係へ。援護係へ一報を。

            

5.「2023障がい者のしおり」の「18施設一覧」で「障がい者のしおり2019」記載されていた運営主体がありません。運営主体は営利か非営利かなど、どういう法人かが大事なことです。区は見やすくしたと言っていましたが、利用者に取って営利・非営利は大事なことです。ぜひ復活して入れてください。

・回答要旨見やすく、見てわかるもでつくり、現状では法人のわくができない。申し訳ない。他のところより声が増えれば状況をみながら対応する。

                            
6.視覚障害者の安全な歩行にかかせない点字ブロックの整備等をすすめてください。大谷田就労支援センター前の横断歩道について、エスコートゾーンの設置はありがとうございました。音響式信号機(新型スイッチ)の設置をすすめてください。国道4号と東武鉄道の交差近くの梅島交差点(変形十字路、668−35)へのエスコートゾーンへの設置は完了しましたが音響式信号機(新型スイッチ)4路中2路の設置です。残ったところはあらためて今年度の設置ときいていますが早く設置するようにすすめてください。また、五反野駅より国道4号へ行く東武線北側線路沿いの「歩行者専用(自転車を除く)」に点字ブロックをつけてください。駅前より足立36号までは、区が作成した「足立区バリアフリー地区別計画(区役所周辺地区編)」の区域内の生活関連経路に指定されています。当面、まずその半分である駅前より信号のある花畑通りまでの設置をすすめてください。一昨年の回答では「自転車と歩行者が混在している路線と認識」とありますが、混在しているからこそ危ないのです。ぜひ設置のため東武鉄道との調整を行い、他のところも引き続き警察等の関係機関に働きかけてすすめてください。その状況を教えてください。
・回答要旨点字ブロックの設置方針にもとづいて設置しており、立ち止まって安全なところに設置しており、それに準じてすすめている。大谷田については音声式信号機を綾瀬警察に担当所管からいっており働きかけている。4号交差点の音響式信号機は8月に設定が終わっている。・質疑の中で(⇒は意見・回答要旨)⇒設置は終わっていない。まだ1カ所が工事用のカラーコーンで囲われており設置は完了していない。・確認してみる。五反野駅から4号への点字ブロックについては、昨年度中に東武鉄道と区の職員で話し合った。来年度設置し完了をめざしたい。令和8年3月末までにしたい。足立36号までである。・質疑の中で(⇒は意見・回答要旨)⇒太谷田での信号はぜひつけてほしい。以前綾瀬警察できびしい事を言われたが、見えないので音響式信号機はぜひ必要です。


7.盲学校の卒業生の就労移行支援についてひきつづき視覚障害への配慮ある対応をしてください。

・回答要旨合理的配慮をもってやっていきたい。

              

8.災害時に視覚障害者がつかえる要援護者用避難所(第二次避難所)を増やしてください。災害ベストとして作成された「要配慮者」を明記したものを各避難所に配置してください。また、希望者には事前に配布してください。

・回答要旨第二次避難所は地震時にむけ高齢者・障害者施設と協定をすすめており令和6年4/1時に80ヶ所を確保して2カ所増えている。ベストは避難所運営本部で活動用ビブスとして表示を差し込むものです。希望者への事前配布はしないので、避難所でうけとってほしい。


                            

                               
                
 尚、<回答要旨、質疑要旨>については、足立区視覚障害者親の会の責任でまとめました。問い合わせ等は、足立区視覚障害者親の会へ行うようにしてください。
 ・視覚障害者親の会への問い合わせメール

  



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